Table of Contents
- 1. Linux向けAndroid Studioの入手
- 2. OpenJDK7のインストール
- 3. 32bitライブラリのインストール
- 4. 初回起動
- 5. ラウンチャーに登録
- 6. 各種ファイルの場所
1 Linux向けAndroid Studioの入手
Android SDKのページからLinux向けのアーカイブを取得します。
2015年9月25日の最新版はandroid-studio-ide-141.2178183-linux.zipです。
ファイルをクリックしてライセンスに同意するとダウンロードされます。展開して好みの場所に設置してください。
$ wget unzip android-studio-ide-141.2178183-linux.zip
.profileでPATHを設定しておくと良いでしょう。
export PATH=/path/to/android-studio/bin:${PATH}
2 OpenJDK7のインストール
Android StudioはJavaを必要とするのでOpenJDK 7をインストールします。
Oracle JDK 7でないとAndroid Studioの動作が重くなる問題があるようですが、将来的には改善されると思います。
Ubuntu 16.04の場合はopenjdk-8-jdkをインストールしてください。
$ sudo apt-get install -y openjdk-7-jdk
3 32bitライブラリのインストール
いくつかのバイナリは32bit環境向けにコンパイルされているので、 こちらに記載されているように32bitのライブラリを入れておきます。
$ sudo dpkg –add-architecture i386$ sudo apt-get update -y$ sudo apt-get install -y libncurses5:i386 libstdc++6:i386 zlib1g:i386
4 初回起動
初回起動時にAndroid SDKをインストールします。studio.shを実行することでAndroid Studioが起動します。
$ /path/to/android-studio/bin/studio.sh
以前のバージョンのAndroid Studioで使用していた設定を引き継ぐ場合は上にチェックを、引き継がないあるいは初めて導入する場合は下にチェックを入れてOKを押します。
Welcomeの画面が表示されます。Nextを押します。
インストールのセッティングを選びます。Standardを選んだ場合はIntelliJのテーマで、最新のAndroid SDKがインストールされます。
Customを選んだ場合はテーマとAndroid SDKのバージョンを変更できます。
Android Studioのサンプルでよく見られる黒いテーマはDarculaです。
両者とも後ほど変更することができるのでStandardで良いでしょう。
エミュレータの設定画面が表示されます。KVMが有効でないとx86向けのAndroid Emulatorは動作しません。
BIOSでVTを有効にしてqemu-kvmパッケージをインストールすればKVMは動作するようになっています。
仮想環境上では有効にならないかもしれません。
Nextを押します。
設定の確認画面が表示されます。Finishを押すことでAndroid SDKのダウンロードが開始されます。ダウンロードは10分ほどかかります。
32bitライブラリがインストールされていないとmksdcardの実行が失敗したと表示されます。
32bitライブラリをインストールし、Retryを押してください。
Android SDKのダウンロードが完了します。Finishを押すことでAndroid Studioが起動します。
5 ラウンチャーに登録
Android Studio起動後にAndroid Studioのアイコンにマウスカーソルを合わせて右クリックします。
“Lock to Launcher”でラウンチャに登録しておくと良いでしょう。
6 各種ファイルの場所
Android StudioとAndroid SDK関連のファイルは以下に設置されます。
Android Studioの設定ファイル ${HOME}/.And
roidStudio1.3 Android Studioのソースコード ${HOME}/AndroidStudioProjects Android SDK ${HOME}/Android/Sdk AVDの設定ファイル ${HOME}/.android